2020/08/02 19:10

輸入雑貨ラムズゲートです。

Ramsgate - 輸入雑貨ラムズゲート -


あの菌が人間をみつけてから半年くらい経ちましたがどうお過ごしでしょう。

先日、トランジットのバックナンバー、
ロンドン特集の「エリザベス女王のいるところ」
というキャッチコピーにキュンとしました。

そんなにもロンドンが好きだったとは自覚していませんでした。

お店にはどこか一つの場所が好きな方がよくいらっしゃいます。
それぞれの方がその場所に思い出をお持ちのようです。
すべてがいい思い出とは限らないとは思います。

わたしも、あれは何だったのだろうと今でもたまに思い出す半年間があります。

昔、渡英してから蚤の市で働いてみたいと思い、たまたま働けたのがノッティングヒルのポートベローマーケット。
聞こえはとても良いですが働くとなると別でした。

働いたのは、スカーフやワンピース、サングラスなどの小物を売っている大きめの露天で、雇ってもらってからなぜか一人で働くことになり、約半年間一人で働いていました。

あのストリートには、最高に個性的で面白い人もいましたが、
広めの露天を一人で見ることは難しく、悪い人もやってきました。
後ろを向いたらもうそこにあったものが無い事が日常で、人が信じられませんでした。

(ポートベローにいた黒ネコ。)

何度か自分が危ない目にあったりもしました。二人組の窃盗団がご来店の際、店のお金を守りすぎて隠していた自分の財布を盗まれ、走って追いかけたところ現地の方に「追いかけると殺される。ここではそうなんだ!」
と、怒られ引き止められました。

「はっ。」としましたが、わたしは一人で働いていたために、その間お店は無人となっており万引きパラダイス。

それに重ねてさっき助けてくれたうちの一人のおじさんが、
ジョークを飛ばしながら色々と変態行為を仕掛けてくる謎の変質者となりご来店。

もうさすがに意味がわからないため、警察に連絡しついに店で大泣きしていると、店の前を通りかかった10歳くらいの女の子から

「イギリスの女は外で泣かない」という会心の一言をくらい「イギリスの女になりたい」と思いました。

彼女の母親からも「泣くなら家で泣きなさい。母親に電話してウォッカ飲んで寝ろ。」と言われ、
イギリスの女性の強さを思い知りました。

わたしはイギリスの女性の強さに憧れているので、あそこが好きなのかもしれません。


だからあのキャッチコピーに感動しました。
「エリザベス女王」には会ったことはないけれど、あの雰囲気からして確実にイギリス「最強」に違いない。


それにしても、今住んでいる場所より遠くに一つ好きな場所を見つけたことは幸運だと思います。
今から何かにチャレンジする方の経験が失われなければ良いなと思います。

そうでない方もお店に来て雑貨を通し、昔旅したことや何かを懐かしいと、思っていただけたら。と思っております。


ここまで読んでいただきありがとうございます。