2022/07/02 12:35

6月、

預金通帳を見て、お先真っ暗やな。と気付いた6月は、それでもハンナ・ターナーのシリーズをまた仕入れてしまいました。


ハンナ・ターナーのシリーズを初めて見たのは、約7年前で、初めて見たときは、私もあの状況になりました。

目に飛び込んできて、「この猫、かわいいのか?」と疑問を抱くところから始まり、だけどその場からなぜか離れず、ちょっと見つめてしまう。

早く立ち去らないと、見つめていたら、とりあえず値段を確認しておくか。とそれを触ってしまう。

「うん、高いな。」と思うけれど、自分には、これが必要なんじゃないのか。と思い始めてから、自問自答大会がおっぱじまることになってしまいます。

ハンナ・ターナーのシリーズを扱い始めてから、それを、脳内でおっぱじめている人を見分ける能力がついた気がします。


「これ、イギリスのイラストレーターの作品なんですよ」と話しかけても上の空のくせに、その場から全然離れようとしない。

この人は、今完全に、おっぱじめている。


こんな状況の方には、何を言っても何も返ってこないので、「冷静にならんかい。それ、ソルト&ペッパーだぞ。」と心の中で呟きながら、私は静かに嬉しくなっています。

「ここまで可愛かったら、頭に穴あいてても、どうでも良いよね、塩・胡椒の枠、超えてきたよね。」

と話しかけずに、秘かにテレパシーを送っています。


昔、生活が潤ったら、この絶対使いづらいスプーン買おう。と思っていたけれど、潤う前に、扱うことになるとは思ってもいなかったので、不思議です。

現在は、ヴィンテージマーケットのPOP UP会場での販売となります。よろしければ見に行ってみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございます。