2020/01/17 02:26
アンティーク、ヴィンテージ雑貨、ジャンク品等を出品しております、輸入雑貨ラムズゲートです。
こちらは、日曜日に学校の広場で行われていたフリーマーケットで見つけました。
ロンドン南部の端っこの学校です。
当時はどうやって遊ぶかなど考えずにただ惹かれて買いました。
音楽のトリビアのカードゲームで2チームに分かれて遊ぶものですが、リアルな英語の勉強に息詰まったときに、ちょっと遊びながら勉強できるカードゲームになるのではないかなと思います。

中に100枚、カードがあります。

先に20問正解したグループの勝ちのようです。
または15分のうちにポイントが多い方の勝ち。
とのことで、ちょっとスピーディーに競うもののようですが、好きに遊んでいただければと思います。
このカードはイギリスだけではなく、世界の有名ロックスターやポップスターから出題されています。
私は大の音楽ファンという訳ではありませんが、イギリスでは音楽をよく聴いて、CD屋さんにはよく行きました。
週3日ほどHMVにCDをただパタパタしに行く。
ということをしていました。
家賃と交通費と食費で大体の給料が無くなっていたので、CDはたまにしか買えませんでしたが楽しかったです。

すっごく明るかったオックスフォードストリート店は閉鎖で真っ暗になっていました。(2019/10月)
ですから今回は、Rough Trade (ラフトレード) の大きい店舗 “East”に何回も行くことになりました。
Rough Tradeには、いかにも音楽が好きそうな若いスタッフが沢山います。
CDをレジに持っていくと「アタシもこれ好きー」とパンクなお姉さんに言われたり、お兄さんに「ちょっと聞いていい?」と尋ねると、
「え、内容によるー。」と言われたり、彼らには彼らなりのテンションがあるようです。
「内容によるー。」と答えた彼は、私の探していたCDを探し当ててくれて「あったよダーリン。」と持ってきてくれるし、結局優しいんだよな。と感じました。

(写真はRough Trade “West“)
ある日、買おうとしていたCDの在庫の中に、1枚安い値段がついている物をみつけました。
全部が10ポンドなのに、1枚だけ7ポンドでした。
とりあえず見た限りは全く同じで、
中に傷が付いているとか、一回開封したとか、そんなことか?と思いました。
とりあえずレジに居た中年の男性のスタッフに
「これは £10なのに、なぜこれは £7なの?
何が違うの?」
と聞いてみたところ、
「じゃあこれが £10で、これが £7ってだけだよ。£10と £7どっち買いたい?」
と言われ勿論、£7 の方を買いました。
このスタッフ、£3安い理由を知らないだけだろうと思うのですが、言い方が何かカッコ良いのです。
そしてさらに、お会計中に彼のカーリーヘアーの髪の毛に、なぜかショートブレッドのカスが付いていること気づきました。
何でかな?
休憩のときにクッキー食べたのかな?と思うと私の中で彼の魅力はさらに増しました。
あとでソーシャルメディアでわかりましたが、この人が、どうやら店長らしいです。
ラフトレードは無くならないで欲しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
このカードゲームが気になる方はぜひ覗いてみてください↓